TOP > 更新情報 > 8.6広島平和ミーティングは、1500名の大盛会のうちに終了
おかげさまで 1500名の盛会となりました。
ありがとうございます。
★当日のレポートはこちらをご覧ください。(活動レポート)
もう一つの被爆国 東トルキスタンの惨状~中国の核実験被害実態~
★★ニコ生放送決定!★★
http://live.nicovideo.jp/watch/lv302483354
★チラシのPDFはこちらからダウンロード
世界激変、問われる日本の覚悟!
~国際秩序の崩壊、露わになった「平和の危機」への提言~
果てなく軍事膨張する中国、北による核ミサイルの脅迫、米国の変貌、頻発する世界テロの恐怖、拡散する核兵器・・・、いま世界は再び「力が支配する」舞台へ!
憲法は戦争を放棄しても、脅威は日本を襲う。迫り来る危機に「平和憲法」は無力、現実の世界において国民の平和と安全を守る手段を考える。
講師 百田尚樹 氏(放送作家)
提言
中国核実験の被害実態
~もうひとつの被爆国・東トルキスタンの悲劇~
アフメットジャン・オスマン 氏
(東トルキスタン亡命政府大統領)
平成29年8月6日〔日〕
17:00~19:20(開場16:00)
リーガロイヤルホテル広島4F ロイヤルホール
広島市中区基町6-78
前売2,000円 当日2,500円
学生1,000円
【チケット販売所】
■サンモール 1Fプレイガイド
■チケットぴあ Pコード 635-615
■全国のサークルKサンクス
■全国のセブンイレブン
※発券手数料108円が必要です
メール・FAXでも受付中(7月25日まで)
氏名、枚数、郵送先、電話番号を送信ください。
メール 86@jp-pride.com
FAX 082-831-6206
学生100名無料招待
(事務局へお申込み下さい)
反核だけでは平和を築けない現実がそこにある!
「平和主義」は平和を破壊した。
米国の軍事力顕示で、北朝鮮は6度目の核実験やICBM実験をためらっています。(2017年5月初旬段階)
中国までが北を制止しているようです。オバマ氏の「戦略的忍耐」や国連安保理決議や過去の六か国協議では見られなかった動きです。過去の「外交的手段」では核兵器の開発は野放しでしたが、今やっと明らかになりました。
"平和主義"が核開発を促進していたことが。力も併用してようやく一旦停止しています。現実政治から目を閉ざして「非軍事、反核、平和、対話、国際社会・・」と主張し続けていた人々には、過ちを深く反省してもらいたい。
しかし、今の米空母展開での力の顕示は長続きしません。その時、北は核開発を再開して今度こそ、地球全体を射程にする核・化学兵器攻撃力を手にするでしょう。これこそ悪夢であり、当面の最大危険です。目前の危機への対応のために、私たちは日本独特の「平和の錯誤」を再検討しました。
▼オバマ大統領という災厄
オバマ氏の提唱した「核無き世界」はすぐには実現しない、とは氏も明言しました。
では、任期中に何が出来たか。核兵器削減はロシアの反発で頓挫し、中国の核兵器数は増加し、「戦略的忍耐」という名の"放任"で、北は核兵器の高度化を達成しました。他方、北の核が阻止できない場合(今となってはその可能性が高いが)、米国を攻撃できない段階での核武装を容認して"共存"するという政策選択肢があり、オバマ氏は承認していました。軍事筋では「プランB」と呼びます。これは「核無き世界」とつながりますか?オバマ氏には外交的成果は無く、ふがいなかったとする米国紙と、そしてノーベル平和賞選考委員長の「オバマ氏に失望した」という評価こそが現実政治の観点であって、私たちも同意します。
▼平和首長会議の見当違い
非核保有国が集まって国連で「核兵器禁止条約」を作ろうとしていますが、核保有国は歯牙にもかけません。中国が南シナ海で「国連海洋法条約」を反故にしたのは、ほんの昨年のことでした。中国やロシアは韓国の自衛のためのTHAADにも、強烈な圧力をかけています。そのような国々や北から直接に恫喝されている我が国にとって、肝心の相手には紙切れでしかない条約に依存するのは自滅的です。平和首長会議がオバマ氏を招聘して条約推進を期待しても、氏の矛盾を見れば、役立たずの虚構に過ぎないのではありませんか?
▼プランBの悪夢
前述の「プランB」の世界では、NPT体制は崩壊して日本は、中国・北朝鮮・ロシアという核保有国の恫喝の面前に遺棄されることになります。韓国も危うい。オバマ氏の根拠なき言葉を信じ、自らの安全保障を敵視した「平和主義」が平和を破壊します。冷戦時代の「衛星国」の悲惨さを想えば、「平和主義」の重石に結えられて日本が沈没するのを拒否します。実効的平和と安全のために、私たちは日本が管轄する確実な対核抑止力の保持を求めます。
▼「双方が自制せよ」というまやかし
一つ覚えのように、「外交的解決」と「双方の自制」が非当事者から言われています。ローマ法王、中国、ロシア。そして日本の一部報道。国連や米国、近隣諸国が過剰に自制していたから、北朝鮮の核兵器技術が進んだのであって、今また「双方」などと言うのは、根源を弁えない無責任な言動でしかありません。北があらゆる策を弄して欺き続けたから、北の自制を求めて圧力を高めただけです。近視眼的物言いこそが平和を危機に晒します。日本の某野党党首もまた「外交的に北の手を縛り、核放棄に導け」と公言しましたが、今年の講演者は「ならばお前がやってみろ、誰も出来なかったではないか。黙れ!」と反論しました。「キレイゴト」で誤魔化してきたので、今の危機を招いたのだから全く正しい反論です。