天皇陛下御即位二十年奉祝式典

 天皇陛下の76歳のお誕生日であった12月23日、天皇陛下御即位二十年奉祝式典が広島市のALSOKホールで会場ほぼ満員の1,800名の参加を得て、盛大に執り行われた。壇上には県知事代理・県選出の自民・民主・公明各党の衆参国会議員、広島市長を初めとする県内自治体首長・議員、呉・海田の陸海自衛隊幹部の方々が一堂に会した。
 はじめに海上自衛隊呉音楽隊の伴奏により国歌斉唱、皇居遥拝が行われ、林県議会議長が「平成6年のアジア大会での『平和の式典であってほしい』という陛下の御言葉に感激した」と開会の辞を述べられた。
 大田奉祝委員会会長・県商工会議所連合会会頭の式辞の後、来賓祝辞として、湯崎県知事代理・城納副知事、牟田福山大学学長、青年代表として広島大学学生が登壇した。
 牟田学長は、園遊会に招かれた時の様子を語られ、「陛下をはじめとする皇族の方々の、人としての暖かさを感じ、非常に楽しかった」と述べられた。 また11月12日、東京皇居前広場で行われた国民祭典にボランティアスタッフとして参加した学生が、「当日は非常に寒かったが、陛下は自らの薄着もお気になさらず、参加者の寒さをご心配なされ、また参加者の方も寒さに負けじと日の丸を打ち振るい万歳三唱をしていた。この光景に皇室の国民を思う暖かい御姿と、古くから続く皇室と国民との絆とを強く感じた」と述べた。
 続いて政府主催の奉祝式典での陛下のお言葉の映像が流され、最後に、出席者全員で聖寿万歳を唱え第一部を閉会した。
 第二部は記念コンサートとして、防衛省の各種儀礼式典はもとより「大喪の礼・即位の礼」などの国家的行事での演奏も行った、海上自衛隊呉音楽隊が、エルガー作曲「威風堂々」や「天地人」のテーマ等を演奏、最後のアンコールでは 「軍 艦マーチ」も飛び出し、会場は盛大な手拍子で演奏に応えた。

  • アトラクション 海上自衛隊呉音楽隊
  • ロビーでのパネル展示
  • 会場風景
  • 林広島県議会議長祝辞
  • 城納広島県副知事祝辞
  • 大田広島県商工会連合会会頭
  • 牟田福山大学学長祝辞
  • 青年代表 広島大学学生

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