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「8.6平和ミーティング」のポスターを剥がす者がいる 声明文発表

平成23年7月16日
声  明  文

本年8月6日、「86広島平和ミーティング実行委員会」(以下、委員会と略する)は『三たびヒロシマの平和を疑う!』という主題で、我が国内外の喫緊の課題への取り組みを演題とする講演会を実施する。講演者は「田母神俊雄氏」と「青山繁晴氏」である。「平和と安全を求める被爆者たちの会」(以下、会と略する)はこの講演会開催に協力者として参加している。

先般より委員会ならびに会所属メンバーは、広島市および近郊各地点に建築物等の所有者または管理者の許諾を得て、当該講演会の開催を案内するポスターやチラシ(以下、当該案内と略する)を掲示してきた。

しかるに各所で、同一地点にある他者の案内掲示の中にあって、当該案内だけが旬日を待たずに消失する事態が頻発している。調査の結果、これが自然的に剥がれ散逸したものではないことが明らかになった。

よって委員会および会は下記の処置および対応を取ることとした。
  

1.当該案内を忌避する者の人為的行為なのは明らかなので、7月15日に委員長名により、しかるべき当局に被害の実態を届け出た。
2.かかる行為は、窃盗、器物損壊、威力業務妨害等の罪に当たり、当局の捜査取締まりの対象になる犯罪そのものである。
3.以上の如き犯罪行為は他の諸都市では見られない。これを放置することは広島市が言論・表現・出版の自由の侵害を軽視する都市、という不名誉な評価に甘んじることになる。
4.「私は君の意見に反対だが、その意見を表明する自由は命を賭けても守る」のがもとよりの民主主義の根本原理であって、かかる行為はこれを根底から覆す反社会的犯罪である。
5.以後、委員会および会のメンバーは当局の捜査等に加え、刑事訴訟法第212条および同法第213条に基づく措置を取ることも辞さない。
 
 
     86広島平和ミーティング実行委員長      蓼 征成
     平和と安全を求める被爆者たちの会 代表    秀 道広
                  事務局長代理    池中美平
  
※講演問合先:日本会議広島「日本の誇りセミナー」実行委員会 TEL082-831-6205