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9月18日朝日新聞記事(36P)について

蓼 征成

9月18日朝日新聞朝刊に、田母神氏が全国各地で主張されている「広島の8月6日平和式典は左翼の大会のようなもの、被爆者や遺族はほとんどいない」という主張は、根拠のない偏狭な考えであるかのように思わせる「ある明確な意図(田母神つぶし)」をもった記事が掲載されました。
そのための地元取材の一人として私のコメントが利用されています。この記事の根拠となった私への取材は以下のとおりです。

去る9月11日に、朝日新聞武田記者より取材の申し込みを受ける。内容は、8月6日田母神講演会のその後の反響について取材したいという申し出であり、田母神氏の平和式典についての発言についても聞きたい、とのことでした。
取材に対して、8月6日講演会の全国から申し込みや激励が殺到したこと、寄せられた激励の内容や、特に被爆者からの真摯な訴えについて紹介をしました。その後、田母神氏の平和式典発言について聞かれたのでそれに対して、私がコメントした内容は主に次のような内容です。

「私の知る周りの被爆者、遺族には案内状などは来たことがないし、行ったこともない」「誰でも自由に参加できるようになっている」
「市は5万人の参加と言っているが、1万2千しか席はない」
「8月6日前後は市内のホテルは毎年いっぱいで、明らかに他県から大量の人が広島に流入している」
「式典にどのような人がどのくらい参加しているか、私は確たる情報は持っていない」
「マスコミの使命として式典にどのような人がどのくらい参加しているか調べるべきである」

記事は、明らかに広島の田母神氏支援者も、このたびの氏の発言には疑問を呈しているかのような印象を意図的に誘導するものであり、私の発言の本意を反映していない極めて作為的なコメントの書き方に対して、記事掲載当日に抗議をいたしました。
朝日新聞からの取材であるということで、当然注意はいたしておりましたが、結果的にこのような取り上げられ方をされたのは、私の不覚としか言いようがなく、田母神氏の勇敢なご活動に対して、また全国の日本の現状を憂慮しておられる心ある皆様に対して水を刺すようなことになってしまい、深く反省をしております。
今後は、私の行動をもってこの状況を逆転していくべく、これまでに増して田母神氏の主張される日本が誇りと真の独立を回復する国づくりの活動に努力していく覚悟を新たにしております。