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外国が称賛する日本とは

天皇陛下は、東北関東大震災に際してのお言葉で、「海外においては、この深い悲しみの中で、日本人が取り乱すことなく助け合い、秩序ある対応を示していることに触れた論調も多いと聞いています」とお述べになりました。未曾有の大震災を報じる海外メディアは、一様に日本人の精神性の高さに驚き、称賛の声を惜しみませんでした。

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下記は、「祖国と青年」4月号よりの引用です。
 
◆「不屈の日本」
 
●ニューヨーク・タイムズ紙(十一日)は、阪神大震災当時に東京支局長だったニコラス・クリストフ氏の「日本へのお悔やみ、そして称賛」と題するコラムを掲載。同氏は、阪神大震災時の取材で、崩壊した商店街で略奪がほとんどなかったことや、支援物資の奪い合いが生じなかった事例を紹介。「我慢」という日本語を引き合いに「日本人の忍耐力や冷静さ、秩序は実に高潔だった」と説明し、「今後、それらが示されるだろう」と書いた。
●ロサンゼルス・タイムズ紙(十三日付)は「非の打ち所のないマナーは、まったく損なわれていない」という見出しで、最悪の状況下でも秩序を保ち、思いやりを忘れない日本人の振る舞いを好意的に伝えた。記事は、足をけがして救急搬送された高齢の女性が、痛みがあるにもかかわらず、迷惑をかけたことをわび、他の被災者を案じる様子などを紹介した。
 また、ダイヤが乱れ、大混乱する地下鉄に整然と乗り込む日本人男性の「人を押しのけるのは下品だし、そんなことをしても何にもなりません」という声を紹介し、「他者を気遣う日本人の特質は最悪の状況でも失われていない」「こうした礼儀正しさが国をひとつにまとめ上げているのだろう」と書いた。
●ウォールストリート・ジャーナル紙(十三日付)は、「不屈の日本」と題する社説を掲載。社説は地震大国日本の技術力と「備え」を称え、「日本は経済が低迷し、政治家の失態に国民の大部分は当惑しているが、間違うべきではない。日本の産業力は依然として偉大だ」「日本ほど自然からの大攻撃に耐え、生き残るための用意をしてきた国はない。日本の国民が最大級の地震に立ち向かい、立派に耐えていることは素晴らしい」と書いた。
  
 
◆「なぜ略奪が起きないのか」

 米CNNテレビでは「なぜ日本では略奪が起きないのか」というテーマが議論になった。二〇〇五年のハリケーン・カトリーナ災害や、二〇一〇年のハイチ大地震を例に「災害に付き物の略奪と無法状態が日本で見られないのはなぜか」として意見を募集。視聴者からは「敬意と品格に基づく文化だから」「愛国的な誇り」との分析や、「自立のチャンスを最大限に活用する人々で、進んで助けたくなる」といった声が寄せられた。
 また、米国在住の小森義久氏は、米テレビの反応について次のように報じている(「週刊ポスト」四月一日号)。
「アメリカ側一般の反応で顕著なのは日本国民があれほどの惨禍にあってもなお平静と秩序を保つことに驚嘆する点だった。CNNテレビが十二日のニュースで米側のキャスターと仙台地区の女性記者とのやりとりを映したが、キャスターの『現地住民はどうふるまっているか』という問いに、記者は『住民たちは冷静で自助努力と他者との調和を保ちながら、礼儀さえ守っている。ともに助けあう共同体意識のせいか、だれもが秩序正しく行動している』と答えたのだった。
 キャスターは改めて略奪の有無を確認する質問をした。アメリカではこの種の天災や暴動による大混乱が出現したとき、必ず略奪が起きるからなのだろう。二〇〇五年八月、ハリケーン『カトリーナ』がルイジアナ州を襲ったとき、同州の最大都市ニューオーリンズ市では大規模な略奪行為があった。同市の住民の多くは当局の指示で避難したが、残留した一部市民が付近の商店に押し入り、商品を奪って回ったのだ。その光景は全米にテレビで流された。だから日本についても質問したのだろう。
 しかし仙台地区にいたCNN記者は『略奪のような行為はショッキングなほど皆無だ。みんなが正直さと誠実さに駆られて機能しているようだ』と答えたのだった。このコメントは私も聞いて日本への誇りを感じたものだった」

◆「長期にわたる国民教育の成果」

 中国や韓国のメディアも、普段の反日色は影をひそめ、日本に対する称賛の声で彩られた。
 中国の新京報は「日本大地震はわれわれに何を告げたか」と題する記事を掲載。「教師は最後に電気を消してから教室を離れ、避難民は暗闇の中で秩序正しく並び救済物資を受け取る」と、日本人が見せた秩序と冷静さを高く評価した。また、北京青年報網は「長期にわたる国民教育の成果と、技術面での地震予防対策の進歩」が日本の優れた防災対策の背景にあるとの識者の見解を紹介した。
 中国版ツイッター「微博」は、ビル内に足止めされた日本人の様子を紹介。通行の妨げにならないよう階段の両脇に座る写真が掲載され、「(マナーのよさは)教育の結果。国内総生産の規模だけで得られるものではない」とのコメントがついた。この「つぶやき」は七万回以上転載され、「中国は五十年後でも実現できない」「人類で最高の先進性がある」などと反響が広まった。
 韓国の中央日報(十四日付)は「『日本はある』――惨事でも配慮忘れぬ文化に世界が驚いた」と題する現地ルポを掲載。地震で停電した秋田市内のホテルでは非常食としてうどん十杯が用意されたが、約五十人の宿泊客らは先を争うことなく、互いを気遣ったことを紹介した。そして、こうした冷静な行動は、他人への「迷惑」を避けようとする独自の文化によるものと分析。被災地での略奪は一件も伝えられていないことに加え、津波に人が巻き込まれる場面を放映しないなど、報道機関も被災者に配慮していると指摘した。